お知らせ
caravan yourwear go to 土脈 vol.10
こんなストライプも良いな、と思ったり、また、いろいろと出来そうな気がしてきました。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
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こんなストライプも良いな、と思ったり、また、いろいろと出来そうな気がしてきました。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.9
モザイクの様に出来ないかと思いつきました。これはモノトーンだけを集めてみたところです。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
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モザイクの様に出来ないかと思いつきました。これはモノトーンだけを集めてみたところです。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.8
そうして、ニットドールの小さな端切れも気がつくとこんなに沢山の種類に。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
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そうして、ニットドールの小さな端切れも気がつくとこんなに沢山の種類に。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.7
僅かな糸や小さな端切れさえも捨てられなくなったきっかけは、yourwearを始めるずっと前、20代の頃。愛知県一宮市の小さな織物工場の見学でした。住宅地にある、薄暗く小さな工場。昔ながらの織機を使って、家族で営む工場だったと思います。見せてもらったのは織機が動いている様子ではなく、織り始める前の、下準備の現場。そこでは、ぴんと張られた無数の経糸が宙に浮き、一枚の生地が出来上がる迄、この糸がどれだけ行き来するのだろうと、眺めながら気が遠くなるようでした。工場の方と言葉はほとんど交わしていません。ただ、その空間に居て、アテンドされている自分が途端に恥ずかしくてたまらなくなりました。沢山の糸や生地の見本を集めて、新しい形を考えて商品にして販売する。そして、販売する頃、時には販売する前、また新しい糸や生地の見本を取り寄せ始め、新しい形を考え始める、半年区切りの仕事のサイクル。あたりまえに思っていたそのサイクル。夢中でやっていたはずの仕事なのに、急に熱が冷めていくようでした。だからといって、その頃はどうして良いのかもわからず、仕事のやり方も変えることはありませんでした。でも、それ以来、糸も生地も、「捨てる」という事が出来なくなりました。ゴミを減らす、とか、持続可能な、とか、そういった気持ちからでもありません。(そういった気持ちが全く無いわけでもありませんが)ただ、処分に迷う時、どうしてもあの景色と感情が浮かんできてしまって、手から離す事が出来なくなります。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.7
僅かな糸や小さな端切れさえも捨てられなくなったきっかけは、yourwearを始めるずっと前、20代の頃。愛知県一宮市の小さな織物工場の見学でした。住宅地にある、薄暗く小さな工場。昔ながらの織機を使って、家族で営む工場だったと思います。見せてもらったのは織機が動いている様子ではなく、織り始める前の、下準備の現場。そこでは、ぴんと張られた無数の経糸が宙に浮き、一枚の生地が出来上がる迄、この糸がどれだけ行き来するのだろうと、眺めながら気が遠くなるようでした。工場の方と言葉はほとんど交わしていません。ただ、その空間に居て、アテンドされている自分が途端に恥ずかしくてたまらなくなりました。沢山の糸や生地の見本を集めて、新しい形を考えて商品にして販売する。そして、販売する頃、時には販売する前、また新しい糸や生地の見本を取り寄せ始め、新しい形を考え始める、半年区切りの仕事のサイクル。あたりまえに思っていたそのサイクル。夢中でやっていたはずの仕事なのに、急に熱が冷めていくようでした。だからといって、その頃はどうして良いのかもわからず、仕事のやり方も変えることはありませんでした。でも、それ以来、糸も生地も、「捨てる」という事が出来なくなりました。ゴミを減らす、とか、持続可能な、とか、そういった気持ちからでもありません。(そういった気持ちが全く無いわけでもありませんが)ただ、処分に迷う時、どうしてもあの景色と感情が浮かんできてしまって、手から離す事が出来なくなります。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.6
そして、次に辿り着いたのが、ここです。端切れの中に蕎麦殻を詰めたニットドール。こちらの髭の人の他に、女の子や犬もあります。写真左から製作過程を順番に並べています。(1)端切れにパターンをのせてカットします。(2)周りをミシンで縫製。頭の先端は蕎麦殻を詰める為に開けています。(3)ひっくり返して袋状態にします。(4)蕎麦殻をパンパンに詰めて、頭を閉じます。(5)ビーズと毛糸で顔を作って、髪の毛と髭を植え付けて完成です。作り始めたのは、ちょうどコロナウィルスの感染者が増えてきた頃。2020年の前半でしょうか。あれよあれよという間に事態は深刻になってゆき、DMまで発送していた春の展示会も緊急事態宣言の為に直前に中止。秋に向けたオーダーが決まらないまま、yourwearのみんなの手がぽかりと空いてしまいました。今後の予定も全く立たないままでしたが、何か仕事をしていないと余計に不安が募ります。「とにかく何か作らなくちゃ!」と思っていたのかどうかすら忘れてしまいましたが、フリーハンドでパターンを描いて、ダーっとミシンを掛けて、一瞬でサンプルを作った気がします。暫くは黙々とみんなでミシンをかけたり、髪の毛や髭を植えたりしていましたが、出来上がる度に面白いので、思いがけず作る事に慰められていた日々でした。あんなに端切れを眺めては考えていたのに、途端に思いも寄らない所に辿り着くこともあるのだな、と。今はなかなかまとまった数は作れていませんが、caravan yourwearにも持っていく予定です。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.6
そして、次に辿り着いたのが、ここです。端切れの中に蕎麦殻を詰めたニットドール。こちらの髭の人の他に、女の子や犬もあります。写真左から製作過程を順番に並べています。(1)端切れにパターンをのせてカットします。(2)周りをミシンで縫製。頭の先端は蕎麦殻を詰める為に開けています。(3)ひっくり返して袋状態にします。(4)蕎麦殻をパンパンに詰めて、頭を閉じます。(5)ビーズと毛糸で顔を作って、髪の毛と髭を植え付けて完成です。作り始めたのは、ちょうどコロナウィルスの感染者が増えてきた頃。2020年の前半でしょうか。あれよあれよという間に事態は深刻になってゆき、DMまで発送していた春の展示会も緊急事態宣言の為に直前に中止。秋に向けたオーダーが決まらないまま、yourwearのみんなの手がぽかりと空いてしまいました。今後の予定も全く立たないままでしたが、何か仕事をしていないと余計に不安が募ります。「とにかく何か作らなくちゃ!」と思っていたのかどうかすら忘れてしまいましたが、フリーハンドでパターンを描いて、ダーっとミシンを掛けて、一瞬でサンプルを作った気がします。暫くは黙々とみんなでミシンをかけたり、髪の毛や髭を植えたりしていましたが、出来上がる度に面白いので、思いがけず作る事に慰められていた日々でした。あんなに端切れを眺めては考えていたのに、途端に思いも寄らない所に辿り着くこともあるのだな、と。今はなかなかまとまった数は作れていませんが、caravan yourwearにも持っていく予定です。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.5
いろいろ毛糸を放り込んだブランケットはこちら。Mサイズ、Sサイズ展開ですが、写真はSサイズです。縁取りのニットテープも編機をカチャカチャと小刻みに動かして作っています。ブランケットのデザインが決まって、お取扱店やイベントなどで販売を始めて数年。必然的に一点ものになるので、定番アイテムにはなり得ません。でも、「溜まった糸はブランケットに」というサイクルが出来上がって少しほっとしました。処分するという選択肢はないものの、その頃は自宅兼の小さな仕事場。棚から糸が溢れそうになっていました。しかし、僅かずつ溜まる糸の行き先は決まったものの、今度はパターンカットした後の端切れが溜まり始めました。ブランケットはある程度大きい面積を使うので、残るのはブランケットには少し足りないようなハンカチくらいの大きさの端切れです。何かが作れそうです。それで、またどうしようかな、、、と。何か目的があって集めた素材とは違う、目の前に積み上がっていく行き先の決まらない端切れの山。広げて、眺めて、片付け、また広げて、考える。まるで行き当たりばったりの旅のようになってきました。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
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いろいろ毛糸を放り込んだブランケットはこちら。Mサイズ、Sサイズ展開ですが、写真はSサイズです。縁取りのニットテープも編機をカチャカチャと小刻みに動かして作っています。ブランケットのデザインが決まって、お取扱店やイベントなどで販売を始めて数年。必然的に一点ものになるので、定番アイテムにはなり得ません。でも、「溜まった糸はブランケットに」というサイクルが出来上がって少しほっとしました。処分するという選択肢はないものの、その頃は自宅兼の小さな仕事場。棚から糸が溢れそうになっていました。しかし、僅かずつ溜まる糸の行き先は決まったものの、今度はパターンカットした後の端切れが溜まり始めました。ブランケットはある程度大きい面積を使うので、残るのはブランケットには少し足りないようなハンカチくらいの大きさの端切れです。何かが作れそうです。それで、またどうしようかな、、、と。何か目的があって集めた素材とは違う、目の前に積み上がっていく行き先の決まらない端切れの山。広げて、眺めて、片付け、また広げて、考える。まるで行き当たりばったりの旅のようになってきました。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30