お知らせ
caravan yourwear go to 土脈 vol.6
そして、次に辿り着いたのが、ここです。端切れの中に蕎麦殻を詰めたニットドール。こちらの髭の人の他に、女の子や犬もあります。写真左から製作過程を順番に並べています。(1)端切れにパターンをのせてカットします。(2)周りをミシンで縫製。頭の先端は蕎麦殻を詰める為に開けています。(3)ひっくり返して袋状態にします。(4)蕎麦殻をパンパンに詰めて、頭を閉じます。(5)ビーズと毛糸で顔を作って、髪の毛と髭を植え付けて完成です。作り始めたのは、ちょうどコロナウィルスの感染者が増えてきた頃。2020年の前半でしょうか。あれよあれよという間に事態は深刻になってゆき、DMまで発送していた春の展示会も緊急事態宣言の為に直前に中止。秋に向けたオーダーが決まらないまま、yourwearのみんなの手がぽかりと空いてしまいました。今後の予定も全く立たないままでしたが、何か仕事をしていないと余計に不安が募ります。「とにかく何か作らなくちゃ!」と思っていたのかどうかすら忘れてしまいましたが、フリーハンドでパターンを描いて、ダーっとミシンを掛けて、一瞬でサンプルを作った気がします。暫くは黙々とみんなでミシンをかけたり、髪の毛や髭を植えたりしていましたが、出来上がる度に面白いので、思いがけず作る事に慰められていた日々でした。あんなに端切れを眺めては考えていたのに、途端に思いも寄らない所に辿り着くこともあるのだな、と。今はなかなかまとまった数は作れていませんが、caravan yourwearにも持っていく予定です。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.6
そして、次に辿り着いたのが、ここです。端切れの中に蕎麦殻を詰めたニットドール。こちらの髭の人の他に、女の子や犬もあります。写真左から製作過程を順番に並べています。(1)端切れにパターンをのせてカットします。(2)周りをミシンで縫製。頭の先端は蕎麦殻を詰める為に開けています。(3)ひっくり返して袋状態にします。(4)蕎麦殻をパンパンに詰めて、頭を閉じます。(5)ビーズと毛糸で顔を作って、髪の毛と髭を植え付けて完成です。作り始めたのは、ちょうどコロナウィルスの感染者が増えてきた頃。2020年の前半でしょうか。あれよあれよという間に事態は深刻になってゆき、DMまで発送していた春の展示会も緊急事態宣言の為に直前に中止。秋に向けたオーダーが決まらないまま、yourwearのみんなの手がぽかりと空いてしまいました。今後の予定も全く立たないままでしたが、何か仕事をしていないと余計に不安が募ります。「とにかく何か作らなくちゃ!」と思っていたのかどうかすら忘れてしまいましたが、フリーハンドでパターンを描いて、ダーっとミシンを掛けて、一瞬でサンプルを作った気がします。暫くは黙々とみんなでミシンをかけたり、髪の毛や髭を植えたりしていましたが、出来上がる度に面白いので、思いがけず作る事に慰められていた日々でした。あんなに端切れを眺めては考えていたのに、途端に思いも寄らない所に辿り着くこともあるのだな、と。今はなかなかまとまった数は作れていませんが、caravan yourwearにも持っていく予定です。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.5
いろいろ毛糸を放り込んだブランケットはこちら。Mサイズ、Sサイズ展開ですが、写真はSサイズです。縁取りのニットテープも編機をカチャカチャと小刻みに動かして作っています。ブランケットのデザインが決まって、お取扱店やイベントなどで販売を始めて数年。必然的に一点ものになるので、定番アイテムにはなり得ません。でも、「溜まった糸はブランケットに」というサイクルが出来上がって少しほっとしました。処分するという選択肢はないものの、その頃は自宅兼の小さな仕事場。棚から糸が溢れそうになっていました。しかし、僅かずつ溜まる糸の行き先は決まったものの、今度はパターンカットした後の端切れが溜まり始めました。ブランケットはある程度大きい面積を使うので、残るのはブランケットには少し足りないようなハンカチくらいの大きさの端切れです。何かが作れそうです。それで、またどうしようかな、、、と。何か目的があって集めた素材とは違う、目の前に積み上がっていく行き先の決まらない端切れの山。広げて、眺めて、片付け、また広げて、考える。まるで行き当たりばったりの旅のようになってきました。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.5
いろいろ毛糸を放り込んだブランケットはこちら。Mサイズ、Sサイズ展開ですが、写真はSサイズです。縁取りのニットテープも編機をカチャカチャと小刻みに動かして作っています。ブランケットのデザインが決まって、お取扱店やイベントなどで販売を始めて数年。必然的に一点ものになるので、定番アイテムにはなり得ません。でも、「溜まった糸はブランケットに」というサイクルが出来上がって少しほっとしました。処分するという選択肢はないものの、その頃は自宅兼の小さな仕事場。棚から糸が溢れそうになっていました。しかし、僅かずつ溜まる糸の行き先は決まったものの、今度はパターンカットした後の端切れが溜まり始めました。ブランケットはある程度大きい面積を使うので、残るのはブランケットには少し足りないようなハンカチくらいの大きさの端切れです。何かが作れそうです。それで、またどうしようかな、、、と。何か目的があって集めた素材とは違う、目の前に積み上がっていく行き先の決まらない端切れの山。広げて、眺めて、片付け、また広げて、考える。まるで行き当たりばったりの旅のようになってきました。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.4
少しずつ残った糸を色も柄もランダムに組み合わせて、編機にかけ、写真のような編地を何枚も作ります。この作業は本当にランダム。編手の感性にお任せです。途中で別の糸を繋ぎ合わせたり、柄の大きさを変えたり。糸の太さもそれぞれ違うので、編地は色、柄だけではなくて厚みも微妙に変わってきます。これも天然素材100%のなせる技かな、と。耐久性はもしかしたら化学繊維のほうが強いのかもしれません。ただ、色に関して言えば、化学繊維のその気配を消せないように感じるのは、発色性が良すぎるからですね。特にさまざまな天然繊維の中に入れてしまうとその発色性がより浮いてしまうように思うのです。風合いも然り。この編地はいろいろ野菜のごった煮です。トマトも大根もにんにくもきのこも、あるもの全部を放り込んでアバウトに作っても、不思議と美味しくまとまるように、この編地も天然素材の持つ風合いと鈍い発色性で、全体が不思議とまとまってくれ、出来上がった編地のどれとどれを組み合わせても、おおよそ大丈夫。これを何枚かミシンで縫い合わせ、大きな一枚にしてからパターンに沿ってカットしていきます。
caravan yourwear go to 土脈 vol.4
少しずつ残った糸を色も柄もランダムに組み合わせて、編機にかけ、写真のような編地を何枚も作ります。この作業は本当にランダム。編手の感性にお任せです。途中で別の糸を繋ぎ合わせたり、柄の大きさを変えたり。糸の太さもそれぞれ違うので、編地は色、柄だけではなくて厚みも微妙に変わってきます。これも天然素材100%のなせる技かな、と。耐久性はもしかしたら化学繊維のほうが強いのかもしれません。ただ、色に関して言えば、化学繊維のその気配を消せないように感じるのは、発色性が良すぎるからですね。特にさまざまな天然繊維の中に入れてしまうとその発色性がより浮いてしまうように思うのです。風合いも然り。この編地はいろいろ野菜のごった煮です。トマトも大根もにんにくもきのこも、あるもの全部を放り込んでアバウトに作っても、不思議と美味しくまとまるように、この編地も天然素材の持つ風合いと鈍い発色性で、全体が不思議とまとまってくれ、出来上がった編地のどれとどれを組み合わせても、おおよそ大丈夫。これを何枚かミシンで縫い合わせ、大きな一枚にしてからパターンに沿ってカットしていきます。
caravan yourwear go to 土脈 vol.3
そして、caravan yourwearの前に、yourwearの糸にまつわるお話しを。いつもいつも同じような内容かもしれませんが、やっぱり素材は大事なのです。しばし、お付き合いくださいませ。yourwearでは天然素材100%をブランドスタート時からコンセプトのひとつにしています。肌触りや吸湿性などはもちろんの理由ですが、それ以外に素材としての経年変化の魅力が譲れない条件です。無垢の家具が時を経て味わいを纏っていくように、ウール、アルパカ、カシミヤの一本の糸も使われ、洗われて、使い手の元でそれぞれの表情になり、徐々に生活の艶になっていく。そんな姿を想像しながら糸を選んでいるので、私達にとっては僅かな糸も大きな可能性を持った大事な素材です。この僅かな糸を組み合わせて出来上がったのが、パッチワークブランケット。そして今回のcaravan yourwearに向け、その先の形も模索して、僅かですが新作を仕上げてみました。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.3
そして、caravan yourwearの前に、yourwearの糸にまつわるお話しを。いつもいつも同じような内容かもしれませんが、やっぱり素材は大事なのです。しばし、お付き合いくださいませ。yourwearでは天然素材100%をブランドスタート時からコンセプトのひとつにしています。肌触りや吸湿性などはもちろんの理由ですが、それ以外に素材としての経年変化の魅力が譲れない条件です。無垢の家具が時を経て味わいを纏っていくように、ウール、アルパカ、カシミヤの一本の糸も使われ、洗われて、使い手の元でそれぞれの表情になり、徐々に生活の艶になっていく。そんな姿を想像しながら糸を選んでいるので、私達にとっては僅かな糸も大きな可能性を持った大事な素材です。この僅かな糸を組み合わせて出来上がったのが、パッチワークブランケット。そして今回のcaravan yourwearに向け、その先の形も模索して、僅かですが新作を仕上げてみました。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.2
caravan yourwear ではカーディガンのセミオーダーを承ります。昨年からスタートしたyourwearのウェアシリーズですが、サイズの調整やお好みの配色を承る事で、いろいろなカーディガンが出来上がりました。それを受け取るお客様の事を想像しながら作り、発送する作業はこれまでとは少し違った感情、、、上手く表現出来ませんが、よりお客様との距離が近づくような感覚が湧いたのを覚えています。昨年は秋に頂いたオーダーをクリスマスにお届けするタイトスケジュールでしたので、今年は春からオーダー頂き、秋にはお届け出来るように致します。出来上がりが想像しやすいように沢山のサンプルも用意しておりますので、「あーでもない」「こーでもない」とじっくりとお選び頂けます。自宅で椅子に座りながら注文して、あっという間に届くオンラインショップは生活に不可欠になりました。が、時にはじっくり悩んで、選んで、試着して、数ヶ月待つ。その時間をお客様と作り手の私達が共有する。caravan yourwearではそんなお買い物を目指しています。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.2
caravan yourwear ではカーディガンのセミオーダーを承ります。昨年からスタートしたyourwearのウェアシリーズですが、サイズの調整やお好みの配色を承る事で、いろいろなカーディガンが出来上がりました。それを受け取るお客様の事を想像しながら作り、発送する作業はこれまでとは少し違った感情、、、上手く表現出来ませんが、よりお客様との距離が近づくような感覚が湧いたのを覚えています。昨年は秋に頂いたオーダーをクリスマスにお届けするタイトスケジュールでしたので、今年は春からオーダー頂き、秋にはお届け出来るように致します。出来上がりが想像しやすいように沢山のサンプルも用意しておりますので、「あーでもない」「こーでもない」とじっくりとお選び頂けます。自宅で椅子に座りながら注文して、あっという間に届くオンラインショップは生活に不可欠になりました。が、時にはじっくり悩んで、選んで、試着して、数ヶ月待つ。その時間をお客様と作り手の私達が共有する。caravan yourwearではそんなお買い物を目指しています。caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30
caravan yourwear go to 土脈 vol.1
caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30(17:30以降をご希望の場合はご予約をお願い致します)土脈東京都新宿区神楽坂6-16 2F昨年から温めていた企画です。「caravan yourwear」と銘打ち、yourwearの皆で作ったいろいろを引っ提げてjokogumoさんの新しいスペース、土脈に旅商い致します。新しく作ったもの、次の冬に向けて予約出来るもの、そして、お客様とyourwearが一緒に作るもの。今日から少しずつ紹介させて頂きます。
caravan yourwear go to 土脈 vol.1
caravan yourwear go to 土脈2023.3.10(fri) - 3.15(wed)11:30 - 17:30(17:30以降をご希望の場合はご予約をお願い致します)土脈東京都新宿区神楽坂6-16 2F昨年から温めていた企画です。「caravan yourwear」と銘打ち、yourwearの皆で作ったいろいろを引っ提げてjokogumoさんの新しいスペース、土脈に旅商い致します。新しく作ったもの、次の冬に向けて予約出来るもの、そして、お客様とyourwearが一緒に作るもの。今日から少しずつ紹介させて頂きます。